毛髪のデータ

本数 ・人類的な分類による平均値
 ブロンド 約14万本
 赤髪 9万本
 茶髪 11万本
 黒髪 10万本
髪の含水量 ・健康髪 12%±1(湿度60% 温度25℃)
・洗髪直後 30~35%
・最大含水量 40%
太さ ・ブロンド⇒最も細い
・黒髪⇒最も太い
 日本人
 細い髪 0.05mm
 太い髪 0.12mm
 平均値 0.08mm
髪の強さと伸び ・健康毛
 伸び率 40~50%
 引っ張り強度 140g~150g
 
・ウエットヘア
 伸び率 60%~70%


 引っ張り強度 90g~100g

髪は3層構造

髪の成分はケラチンタンパク質。毛表皮(キューティクル)、毛皮質(コルテックス)、毛髄質(メデュラ)の3層で構成されています。毛表皮は、硬質のケラチンでつくられており、髪の内部を守る働きをします。

毛表皮
(キューティクル)
毛表皮は無色透明のガラスのようなもので、4~8枚が重なり合ったうろこ状をしています。外側からエピキューティクル、エキソキューティクル、エンドキューティクルの3層から構成されています。キューティクルは5~6枚が日本人の平均ですが、まれに髪の太さは普通なのに、キューティクルが8~10枚の人もいます。
毛皮質
(コルテックス)
毛皮質は紡錘状の皮質細胞とランダムコイル状の間充物質からできており、髪色を決めるメラニン色素も含まれています。毛皮質細胞と毛皮質細胞の間は間充物質で埋められ、細胞同士を固定しています。毛皮質細胞は硬い繊維部分で強度を与え、間充物質は軟らかい繊維部分で弾性としなやかさ、水分保持を担っています。
毛髄質
(メデュラ)
毛髄質は、空洞となった蜂の巣状の細胞が軸方向に並んでおり、メラニン色素を含んでいます。太い髪ほど毛髄質の量が多く、細い髪ほど少なくなり、赤ちゃんの髪(産毛)にはないといわれています。

 

毛髪の構造図毛髪の構造図

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毛髪誕生の仕組み

毛髪は皮膚の表層部である表皮が変化してできたものと考えられます。表皮の角質層がいずれ垢となって剥がれていくのに対し、毛髪は角化した細胞が繊維状につながって、どんどん毛が生えてきます。「毛が伸びる」といいますが、実は毛乳頭付近で新しい毛ができるので、以前に作ったものが上の方へ押し出されて生えてくるのです。
髪の毛は、個人差はありますが、1日約0.4mm、1ヶ月で約1.2cm、1年で約15cmくらい伸びます。つまり、例えば30cmの長さのある髪の毛先は2年前に作られた毛ということになります。

毛髪誕生の仕組み

ヘアサイクル

毛髪は生えてきてどんどん成長し、何年かすると伸びなくなって抜け落ち、また、次の毛が同じ毛穴からはえてきます。ヘアサイクルは、新生⇒成長期⇒退化期(約3ヶ月)⇒休止期(約3ヶ月)⇒脱毛⇒次の毛の新生(脱毛後2~3ヶ月)という過程をたどります。ヘアサイクルは女性が5~7年、男性は3~5年です。

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