ヘアケア製品の効果的な使い方 HAIR CARE HOW TO USE

ヘアケアの基本STEPS

  1. 地肌の汚れや皮脂を
    しっかり取り除き、
    クリーンな地肌環境に。


    ブラッシング
    予洗い
    シャンプー
  2. 髪にたっぷりと
    うるおいを与え、
    髪のコンディションを
    整えます。

    ヘアトリートメント
  3. 毛根に栄養を与え、
    根本から健康的な
    髪の成長を
    サポートします。

    スキャルプローション
  4. 髪にたっぷりと
    うるおいを与え、
    コンディションを
    整えます。

    洗い流さないトリートメント
    ヘアミスト
  5. 紫外線や乾燥から
    髪を守り、
    美しい髪を1日中
    キープします。

    スタイリング

STEP1 洗う

ブラッシング

入浴前のブラッシングは地肌の血行を促進し、毛穴汚れを浮き立たせやすくします。
髪のもつれがとれ、ホコリなどを落とすだけでなく、シャンプーの泡立ちもよくなります。

  1. 乾いた髪を毛先からやさしくとかします。

  2. 髪のもつれがとれたら顔まわりから頭頂部へ、
    えり足から頭頂部へととかし上げます。

*お手入れが届きにくい後頭部は、頭を少し下に向けるようにするとブラッシングしやすくなります。

POINT

柔らかいナイロン素材や豚毛のブラシがおすすめ
ナイロン素材や豚毛、猪毛のように静電気を発生させず、地肌を心地よくマッサージできる程よい柔らかさのブラシがベスト。また、目の細かいブラシは摩擦によってキューティクルが剥がれる原因にもなるので、毎日のブラッシングには目の粗いブラシが適しています。

予洗い

髪や地肌の汚れ、ホコリ、スタイリング剤などを軽く落とし、シャンプーの泡立ちをよくします。
また、しっかり濡らしておくことで、シャンプー時の髪同士の摩擦も防ぎます。

  1. 髪に指を通しながら、ぬるま湯で地肌をまんべんなく濡らします。

シャンプー

地肌の毛穴は顔の毛穴よりも大きく、分泌される皮脂も多く存在します。
スタイリング剤などの髪についた汚れだけでなく、
地肌についた皮脂をきちんと落とすことで健やかな地肌環境を保てます。

  1. 適量を手に取り、軽く泡立てて髪全体にのばします。

  2. 髪への摩擦を防ぐために、
    指のはらを使って空気を含ませながらしっかり泡立てます。

  3. たっぷりの泡で髪をやさしく包み込み、リフトアップ効果を意識しながら、
    地肌を引き上げるようにジグザグにマッサージします。

POINT

地肌トラブルを防ぐ重要なステップ“すすぎ”
地肌トラブルの原因で一番多いのが、実はシャンプーのすすぎ残し。シャンプー剤が地肌に残ってしまうと、フケやかゆみの原因となります。シャンプーをした時間の2〜3倍を目安に、しっかりと洗い流しましょう。

STEP2 洗う

ヘアトリートメント

地肌ではなく、「髪」を保湿するためのステップ。
傷んだ髪を補修・保護し、表面を艶やかにコーティングする役割があります。
カラーリングした髪には専用のトリートメントを使うことで、色持ちが長続きします。

  1. 髪の水分をよく切り、全体になじませるように塗布。
    うるおいの不足しがちな中間から毛先は、たっぷりともみ込むようになじませます。

  2. 2〜3分後、しっかりと洗い流します。

POINT

ヘアキャップで
トリートメントの
効果を高める
髪のダメージが気になる方は、ヘアキャップやホットタオルで3〜5分ほど蒸らしてから洗い流しましょう。スチーム効果でトリートメントの浸透が高まり、さらになめらかな仕上がりに。

STEP3 育てる

スキャルプローション

美しい髪を維持するための土台は「地肌」。地肌の健康を育み、
ハリとツヤのある髪の成長をサポートします。

  1. 洗髪後、髪の水気をよくふきとってから、地肌全体に塗布します。

  2. 地肌全体にローションが行き渡るよう、マッサージしながらなじませます。

POINT効果的なマッサージテクニック

  1. おでこのシワを引き上げるように、生え際から頭頂部に向かって地肌をもみ上げます。
  2. 親指で耳の前のくぼみと地肌をしっかりと持ち、フェイスラインを引き上げながら地肌をもみ上げます。
  3. やや上を向き、後頭部全体を両手でしっかりとつかみ、親指で下から上へともみ上げます。
  4. 手のひらのふくらみで側頭部に圧をかけながら、頭頂部に向かって上に引き上げます。

STEP4 集中保湿

洗い流さないトリートメント

ダメージを受けた髪の質感をしなやかに整え、髪本来の輝きを取り戻します。
また、ドライヤーの熱や乾燥、紫外線などから髪を守る働きもあります。

  1. タオルドライした髪全体になじませます。
    特に、傷みやすい中間から毛先はしっかりともみ込むように。

  2. ドライヤーで乾かします。

  3. 最後に冷風をかけるとキューティクルが引き締まり、髪のツヤがアップします。

POINTタオルドライ、ドライヤーの正しい方法

髪を摩擦しないよう、タオルで髪をはさみ込み、ポンポンとやさしく押さえるようにして水分を吸い取りましょう。髪のつけ根の水分は、タオルごしに頭を押さえるようにして吸い取ります。

キューティクルの流れに逆らわないよう、「上から下」「後ろから前」に向かって地肌に風をあてるように乾かします。風が1か所に集中しないよう、ドライヤーを持つ手は常に動かしているほうがベター。

ヘアミスト

ドライヤーの熱から髪を守り、うるおいを与える髪専用のローションです。
寝ぐせのハネや広がりをセーブするほか、外出先での乾燥対策にもおすすめです。

  1. 髪から10〜15cmほど離してスプレーします。

STEP5 整える

スタイリング

紫外線や乾燥などの日中に受ける様々なダメージや外的ストレスから髪を保護しながら、
スタイルをキープ。

  1. スタイリング剤の選び方

ストレートヘア
固まらずべたつきのないジェルクリームタイプ
ウェーブヘア
のびの良いクリームタイプ
ショート・タイトなまとめ髪
ホールド力の高いクリームタイプ
巻き髪
コテやヘアアイロンの熱から髪を守るミルクタイプ

POINTスタイリング剤の上手なつけ方

  • クリームタイプ

    適量を手のひらでのばし、ダメージが気になる部分を中心になじませます。髪の表面にも塗布すると、自然なツヤ感が出ます。

  • ミルクタイプ

    乾いた髪に適量をムラなくなじませた後、ドライヤーで乾かします。その後、ブローやヘアアイロンでスタイルをつくると、1日中弾力のあるカールをキープできます。